2019年 ダンロップフェニックス

シャフトをSからXへ 「世界」を意識した今平周吾のセッティング

2019/11/26 07:19
今季2勝目を挙げ、2年連続賞金王に前進した今平周吾

大会名:ダンロップフェニックストーナメント
日時:2019年11月21日(木)~24日(日)
開催コース:フェニックスカントリークラブ(宮崎)
優勝者:今平周吾

日本初開催となった米ツアー「ZOZOチャンピオンシップ」を59位で終えた今平周吾は、それまで使っていた1Wのシャフトを「S」から、より硬い「X」へと変更した。

「海外選手をみて、“S”で合わせに行っているスイングだと、その場しのぎのゴルフしかできないし、ちょっと差が離れるなって。“X”に変えて振るようにしたら、結果的に飛距離も方向性も良くなった」と、直後の「マイナビABC選手権」からの4戦で優勝1回、2位2回。同時期にパターも変え、今週の平均パットは1.6でフィールド3位。初日はわずかに22パットと好発進に一役買った。

それでも、松山英樹キャメロン・チャンプと同組で回った予選2日間では、新たな課題も手に入れた。「自分に足りないところとかが色々と勉強になった。とくにロングアイアンの精度。しっかりそういうところを練習したい」という。国内から世界を見据える27歳。その時に備え、いまはじっくり力を蓄える。

<使用ギア一覧>
ドライバー:ヤマハ RMX 116 ドライバー(10.5度)
シャフト:グラファイトデザイン ツアーAD TP6(硬さX、44.75インチ)
フェアウェイウッド:テーラーメイド M5 フェアウェイウッド(3番15度、5番19度)
ユーティリティ:タイトリスト 910H ユーティリティ(3番21度)
アイアン:ヤマハ RMX 116 TOURBLADE アイアン(4番~PW)
ウェッジ:ボーケイデザイン SM7 ウェッジ(52度)、タイトリスト ボーケイウェッジ プロトタイプ(60度)
パター:オデッセイ ストロークラボ ブラックシリーズ TENパター
ボール:タイトリスト プロV1Xボール

2019年 ダンロップフェニックス