週刊GD

イチローにも影響を与えていた岡本綾子のスウィング

2013/04/23 23:16

「週刊ゴルフダイジェスト」特集「みんなのお手本 アヤコさんのリズムを盗もう。」(5月7・14日号)より

岡本綾子が指導するプロたちは、ツアーで続々優勝し、活躍している。(左・森田理香子。右・服部真夕)

今季開幕戦で勝利を挙げたほか、絶好調の森田理香子。彼女の活躍の原動力は、師匠・岡本綾子の淀みない「スウィングリズムとテンポ」にある。

「週刊ゴルフダイジェスト」では、門下生だけでなく、男子プロやトップアマチュア、ジュニアも注目している岡本綾子のリズムとテンポを研究、解説しているが、彼女のスウィングリズムが絶賛されているのは、ゴルフ界だけではなかった。

実は、岡本綾子のリズムは、大リーガーのイチローにも影響を与えていた、というのだ。イチローの幼少時代、父・宣之氏は、当時米ツアーで活躍していた岡本綾子のルーティンやスウィングリズムが、常に一定であることに感銘。それを真似するようにイチローにアドバイスしたことが知られている。

振り子打法を考えつくきっかけとなったのも、彼女を真似て、重心を移しながらバットを振ったことに始まると言われている。

イチロー選手のスウィングは、常にムダな力みを感じさせず、そのリズムのよさがヘッドスピードとエネルギー効率につながっている。世界を狙えるアスリートは、究極のリズムとテンポを身につけているものなのだ。

我々一般アマチュアも、ぜひアヤコさんのスウィングとリズム&テンポを学んで、スコアアップしたいものだ。