週刊GD

意外と大叩きしがちなパー3。確実に攻略するコツは?

2013/03/23 04:31

「週刊ゴルフダイジェスト」特集「パー3はさらりとパーを獲る」(4月2日号)より

ヨコ長グリーンの代表といえばオーガスタの12番。距離は短くても超難関だ

パー3はバーディが出やすい反面、ティショットをミスすれば、大叩きの危険もあるホール。そんなパー3で確実にスコアをまとめるにはどうしたらいいのか? 芹沢大介プロがケース別に教えている特集から、ひとつのケースを紹介しよう。

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ヨコ長グリーンのパー3と、距離の短いパー3の攻略法について、解説します。どちらも狙いどころが狭く、グリーン周りに池やパンカーなどが配置されているということです。

この2つのパー3は、狙いどころが狭いために、いわゆるタテの距離感の精度が求められます。距離が合わなかったり、止まらない球を打ったりすると、グリーンをとらえることができません。短い番手で狙えるぶん、ターゲットが狭く設定されているのです。

このタイプのパー3に出合ったときには、まず安全なエリアを見つけておくことが大切です。ヨコ長グリーンであれば、グリーンの手前と奥、どちらのほうが安全か。距離が短いパー3であれば、ハザードを避けて寄せやすいのはどのエリアかを確認してください。

基本はグリーン中央狙いですが、方向性や距離感に少しでも不安のあるときには、安全なエリアとピンを結んだ中間地点を狙っていくとよいでしょう。ショットの精度の高さが必要になるので、難易度は高いかもしれませんが、乗せることができれば、その時点でバーディチャンスにつくことも多いのがこのパー3の特徴です。

ショートアイアンやウェッジの精度が、攻略のポイントになるホールということもいえるでしょう。