週刊GD

“モノマネ”武器に1年でシングルになった男が!?

2013/02/26 20:39

「週刊ゴルフダイジェスト」(3月12日号)より

上級者のバンカーショット跡をじっくり拝見。ここにも上達のヒントがいっぱい詰まっているという

アマチュアにとってシングルはあこがれの存在。「自分には縁がない」と諦めている人も多いが、クラブもボールも進化した今では、それは決して手の届かぬ夢ではなくなってきている。24歳でゴルフを始め、たった1年で70台を出したという渡部美和さん(44歳/HC+2)に話を聞いてみよう。

「ボクは形態模写が得意なんです。いわゆるモノマネね。だからゴルフでも上手い人をマネしたらいいって考えました。上級者と積極的にラウンドして、アドレス(形)、スウィング(動き)、そしてターフの取れ方(跡)まで徹底的にマネしました。それがよかったと思いますね」

■ 上手い人の砂の飛ばし方をマネした

上級者がバンカーショットをしたら、砂をならす作業を引き受けて、スタンスの向きや、砂の取れ具合をコピーした。渡部さんいわく「上級者が打つと、砂が扇型に飛ぶ。それをマネしました」

形や動きをマネする人は多いが、ターフ跡やバンカーショットの跡までマネしようとする人は、そうはいないだろう。速く上達する人は、熱心なだけではなく、目のつけどころも違うようだ。