松山英樹が初の世界ランク10位 「ジャンボ」以来18年ぶり
2016/10/24 10:05
23日付の男子ゴルフ世界ランキングが発表され、自身の米ツアー新シーズン初戦となった「CIMBクラシック」を単独2位で終えた松山英樹が、前週から3ランク上げて10位になった。松山のこれまでの最高位は11位で、トップ10入りは初めて。日本勢のトップ10は、1994年~98年の尾崎将司以来で18年ぶり4人目。
優勝した1週前の「日本オープン」で32.00ポイント、CIMBクラシックで30.00ポイントを積み上げ、日本オープン前の18位から一気に順位を上げた。平均ポイントを5.5047とし、9位のダニー・ウィレットとは0.1708ポイント差に迫っている。
日本勢の世界ランク過去最高位は中嶋常幸の4位(1987年)。次いで尾崎の5位(96年、97年)、青木功の8位(87年)となっている。
ランク1位のジェイソン・デイ(オーストラリア)からウィレットまで、順位に変動はなかった。11位となったリッキー・ファウラーは2015年5月以来のトップ10陥落。
ケガで8カ月間離脱していた米ツアーの復帰戦を10位タイで終えた石川遼は、5.61ポイントを加算。6ランク上昇して96位となった。石川がトップ100に復帰するのは2014年11月以来で、約2年ぶり。日本勢4番手は変わらず。
国内ツアー「ブリヂストンオープン」で今季初勝利を挙げた小平智は199位から130位に順位を上げ、日本勢6番手となった。日本勢2番手の池田勇太は1ランク下げ、59位。3番手の谷原秀人は71位で変わらなかった。