ファウラーがリオ出場表明 日本代表は池田と片山に
10日付の男子ゴルフ世界ランキングが発表され、8月のリオデジャネイロ五輪の出場権が確定した。日本は出場枠が2人に決定。世界ランク上位2人の松山英樹(17位)、谷原秀人(69位)はすでに辞退を表明しており、池田勇太(93位)と片山晋呉(107位)が出場権を得た。
池田と片山はともに出場する意向を明らかにしており、日本代表は2人に決定しそうだ。
米国では、出場について態度を保留していたリッキー・ファウラーが10日、インスタグラムで「リオで赤・白・青(米国代表のユニフォーム)を着るのが楽しみだ」とする写真付きコメントを公開し、出場意思を表明した。世界ランク上位に強豪が名を連ねる米国は上位4人が出場権を獲得。ファウラーは10日付のランクで7位となり、米国勢4番手となった。
これまで「米国のために戦い、開会式で行進して、オリンピックの一部にでも参加できたら特別なものになる」などと話す一方、「セキュリティや健康の安全確保についてまだ確認できていない」として態度を明確にしていなかった。
世界ランク2位のダスティン・ジョンソンは8日、出場辞退を表明。一方で、同5位のバッバ・ワトソンは出場意思を示しており、D.ジョンソンに代わって代表権を獲得した同13位のパトリック・リードも10日、「全てをかける」と出場の意思を表明。これにより、米国代表候補で態度を保留している選手は、同3位のジョーダン・スピース1人となった。
スピースが仮に辞退すれば、同15位のマット・クーチャーが出場権を得る。
ゴルフ界では、世界ランク1位のジェイソン・デイ(オーストラリア)、同4位のロリー・マキロイ(北アイルランド)、日本の松山ら有力選手が相次いで出場を辞退した。
※記事配信後の11日19時50分までに、片山晋呉選手の出場意向が確認できたため、記事タイトルと2段落目を修正しました。(編集部)