2017年 エビアン選手権

2010年に世界ランク1位の宮里藍 104位で現役生活に幕

2017/09/19 10:40
最後の大会は32位完走。頂点を目指して走り続けた宮里藍は14年間のツアー生活を終えた

女子世界ランクが18日付けで更新され、米女子メジャー「エビアン選手権」を32位で終えた宮里藍は、4ランク上がって世界104位で現役生活に終止符を打つこととなった。2006年に始まったランキングで、宮里は2010年に日本人初の1位に上り詰めた。

同大会でメジャー2勝目を挙げたアンナ・ノルドクビスト(スウェーデン)は9ランク上がって4位。プレーオフで敗れたブリタニー・オルトメアは62人抜いて40位に浮上した。

大会26位だったパク・ソンヒョン(韓国)が同48位だったレキシー・トンプソンと入れ替わって世界2位に。大会10位に入った上原彩子は34ランク上がって129位。宮里と並び32位で大会を終えた野村敏京は世界24位に1ランクダウンした。

国内女子ツアー「マンシングウェアレディース東海クラシック」で初優勝の川岸史果は16ランク上がって世界46位とし、野村と同42位の鈴木愛に続く日本人3番手になった。今季から国内ツアーにフル参戦の川岸は一気に飛躍し、シーズン開幕前の492位から大幅に浮上させている。

大会で2位の比嘉真美子は13ランク上がって84位になった。

2017年 エビアン選手権