宮里美香が大山志保を抜き日本人トップに/女子世界ランキング
2015/09/01 12:35
米国女子ツアー「ヨコハマタイヤLPGAクラシック」は、プロ11年目のクリス・タムリスがツアー初優勝を飾り、前週の世界ランク125位から71位へ54ランクアップした。2位に入ったオースティン・アーンストは6ランクアップの45位へと順位を上げ、トップ50入りを果たした。ランキングトップの朴仁妃(韓国)ら上位陣に目立った変動はなかった。
国内女子ツアー「ニトリレディス」は、イ・ボミ(韓国)が今季3勝目を挙げた。世界ランクは1つ上がり、テレサ・ルー(台湾)と入れ替わる形で世界25位となり、日本ツアーを主戦場とする選手では最上位となった。
来年のリオデジャネイロオリンピック出場権のかかる日本人上位では、トップの座を6月から12週間キープしていた大山志保と、それを追う形となっていた宮里美香が交代。ともに試合に出場しなかったが、宮里が46位、大山が47位で、現状の出場枠「2」を占めた。
これは、世界ランキングの計算方法による影響。過去2年間(104週)に獲得したポイントを出場試合数で割った平均値で順位をつけていく中で、獲得してから13週を過ぎたポイントは92分の1ずつ減点されるシステムになっている。その結果、宮里のポイントは2.2726、大山は2.2711となり、わずか0.0015の差で順位が入れ替わった。