トヨタジュニアワールドカップ

ゴルフ人口は2000人 初出場のウガンダ「電動カートに驚いた」

2019/06/19 11:36
コーチを務めるステファン・カサイジャさん(左から2番目)と3選手

◇2019トヨタジュニアゴルフワールドカップSupported by JAL 初日(18日)◇中京ゴルフ倶楽部 石野コース(愛知県豊田市)◇男子6843yd(パー71)、女子6130yd(パー72)

ウガンダ共和国は、アフリカ東部に位置する人口約4286万人(2017年時点)の国。ジュニアの国別対抗戦「トヨタジュニアW杯」のアフリカ大陸予選会が3月、13カ国が出場してボツワナで行われ、ウガンダは南アフリカに次ぐ2位に入り、初めての本戦出場を果たした。

大会初日は20オーバーの最下位と出遅れた。キャプテンのオスカー・セマウェレさんは「グリーンがすごく速い」とパッティングに苦しんだことを挙げた。

コース間で選手たちが使用する電動エスカレーター

ウガンダのゴルフ事情について尋ねると「ゴルフ場は14カ所あって、ゴルフをする人は2000人ぐらいかな」と説明。「でも次のホールに行くのにエスカレーターはないし、運転をしなくてもいい電動カートにも驚いた」と白い歯を見せて笑った。

選手のマイケル・アルングは「他の国の競技者とは天気や自国について話し、コミュニケーションを取っている」と流ちょうな英語で大会期間中の異文化交流を明かした。各国の言葉が入り乱れる今大会。17時間のフライトで来日した選手たちが得るものは多そうだ。(愛知県豊田市/石井操)

※アフリカ大陸の予選会に出場した国:エジプト、エスワティニ王国、ガボン、ケニア、モロッコ、ナミビア、ナイジェリア、南アフリカ、タンザニア、チュニジア、ウガンダ、ザンビア、ジンバブエ

好ショットだったのかな?
大会初日はアルゼンチンとオーストラリアの選手と同組に