米国男子ツアー

タイガー・ウッズの新アイアンって発売されるの?

2018/05/10 12:11
ウッズが最新アイアンを投入。発売を含めた今後の展開に注目が集まる

2018年に入り、腰痛などの故障から復帰したタイガー・ウッズは5月の「ウェルズファーゴ選手権」で、新しいアイアンを実戦で投入した。昨年1月に契約を結んだテーラーメイドが製作した初めてのモデルには「TWーPHASE1」と自身の名前が冠してある。

かねて契約していたナイキゴルフが2016年の夏にクラブ、ボール、キャディバッグの製造を終了させた以降も、ウッズは同社のアイアンを使用。昨年末は「TGR」という独自モデルを握ったが、今回テーラーメイドとの共同開発に携わったのがナイキ出身のマイク・テーラー(通称マイクT)という人物。ホーゼル部分には「TW.TM.001.04.18」と、完成した日付(4月18日)が刻印されている。

ウッズ本人は今回のアイアンについて「自分の求めるアイアンの打感の柔らかさをテーラーメイドに実現してもらうことに、もっとも時間を要したんだ」と語った。鉄の素材からこだわった自信作だ。

ところで米国の同社担当者によると、この「PHASE1」は完全にウッズのために造られたプロトタイプであるため、市販する予定はないとか。今後改良を重ねて制作する「PHASE2」以降は一般発売する可能性を考慮しているという。