ベティナルディがH2シリーズウェッジを発表
2014/11/22 12:03
By Jonathan Wall, PGATOUR.COM
ベティナルディと聞くと、たいていはミルドされたパターを連想するだろう。彼らが1998年からウェッジ開発に力を入れていたことをご存知の方は少ないだろうが、限定版ながらも、ここ16年で2度、プロトタイプを一般販売した。
パター部門では強い影響力を持つメーカーの1つであるベティナルディが、今年からウェッジ開発に本格的に参入し、H2シリーズの販売を発表した。同シリーズには、ほかの製品とは一線を画すフィーリングが得られるという、“ハイへリックス”と呼ばれるミルドされた溝が刻まれ、ウェット、またドライなコンディションでも更にスピンをかけられることが特徴だという。
ベティナルディ代表兼最高経営責任者であるロバート・ベティナルディは、「H2とは、ハイへリックス、つまり各ウェッジのフェースをCNCマシーンで急速にカットするアグレッシブな機器のことを指す。このフェースにつけられた溝は、USGAが承認するミーリング加工パターンで、最大のスピンを生み、コンタクトを改善した」と語る。
この鍛造ウェッジには、光沢を抑えたサテンニッケルと、カシミヤブロンズの2種類が設けられ、Cグラインドソールにより、クラブのヒールとトウの安心感も増した。まるみがかったリーディングエッジは、より地面に多く設置するため、バウンス角を気にせずオープンフェースでショットできる。
H2シリーズのロフト角は5つのオプションから選択できる(52-08、54-10、56-12、58-10、60-08度)。シャフトのオプションはKBSのHighRevで、グリップはPure GripsのP2ラップ。サテンニッケルは180ドル、カシミヤブロンズは195ドルで販売される。