2014年 RBCヘリテージ

3番アイアンが2本 松山英樹の新セッティング

2014/04/18 13:12
3番アイアンが2本入った初日の松山英樹のセッティング

日々、新しいクラブや道具のテストを続ける松山英樹だが、今週サウスカロライナ州にあるハーバータウンGLで行われた「RBCヘリテージ」初日、キャディバッグには2本の3Iが入っていた。

1本はスリクソンのポケットキャビティタイプのヘッド(Z545と表記されているプロトタイプ)に藤倉MCI 120-Xというカーボンシャフトを挿したもの。ロフトは通常よりも1度立てて20度とし、2I仕様としたものだ。もう1本はマッスルバックのスリクソンZ945。こちらのロフトは21度で、他のアイアンと同じくスチールシャフトが挿さっている。

今週のコースはフェアウェイが林に囲まれて狭く、風が吹くことで知られている。また、コース全体の距離は短く(7,101ヤード)、グリーンも小さい。風に影響されない正確なショットが戦う上での武器となることだろう。

足元もこれまでのスリクソン製(GGS-2004)からアシックス製へと変更

また、今週からアシックス社製のシューズも初めて実戦投入した。スイング時のホールド感と、フォローにかけてのフィット感を実現するため、数回の改良を加えて松山仕様としたものだ。よく見ると、アシックスのロゴマーク位置が通常よりも後ろにあることが分かるだろう。これは、アドレス時に視界に入らないようにという松山のこだわりによって変更されたという。(サウスカロライナ州ヒルトンヘッド/今岡涼太)

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