2014年 ノーザントラストオープン

テーラーメイド契約プロが新ウェッジをテスト

2014/02/13 12:15

By Jonathan Wall, PGATOUR.COM Equipment Insider

PGAショーで発表された新ウェッジ。手前がジェイソン・デイがリクエストしたATV(Jonathan Wall/PGA TOUR)

テーラーメイドのスタッフは今週「ノーザントラストオープン」が行われるリビエラCCで、出場選手に、新しい「ツアープリファード」シリーズのテスト用ウェッジを配布した。これは先のPGAショーにおいて発表されたものだ。

304ステンレスで作られたこのウェッジは2つの異なるソール形状(グラインド)が用意されている。いわゆる「ツアープリファード・グラインド」と呼ばれる伝統的なグラインド、そして、ATVグラインドである。

テーラーメイドの大多数の選手が使うとみられるクラシックグラインドは、ヒールとトゥ部分が削られており、リーディングエッジが接地しやすく、フェースを開いたときのショットでバウンスが影響しにくい。

そしてATVグラインドはPGAツアーメンバーであるジェイソン・デイのからのフィードバックによって製作されたもの。オーストラリア出身のデイは、このATVに似たプロトタイプモデルを昨年既に使用した最初の選手だった。このウェッジはソールにくぼみがあり、ショット時に遅れて出るバウンスが、芝や砂の上で滑らかな動きを可能にしている。

リビエラではジャスティン・ローズダスティン・ジョンソントロイ・マッテソンダレン・クラークがテストし、再度フィードバックをもたらした。選手たちは一様にアドレス時の視覚に関する感触の良さ、バンカーやラフでのぬけの良さを口にしている。

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