2020年 ソニーオープンinハワイ

「SIM」と「SIM MAX」 テーラーメイド最新1Wを松山英樹もテスト

2020/01/08 18:31
松山英樹はテーラーメイドの新1Wをコースでテストした

◇米国男子◇ソニーオープン in ハワイ 事前情報(7日)◇ワイアラエCC(ハワイ州)◇7044yd(パー70)

開幕を2日後に控えた松山英樹は練習場での調整に専念し、熱心に1Wを打ち込んだ。夕方からアウト9ホールを回った6日の練習ラウンドでも一貫して握ったのは、テーラーメイドの「SIM MAX」。前週「セントリートーナメント・オブ・チャンピオンズ」では、ダスティン・ジョンソンらが使用した。2020年初のフルフィールドとなる今大会では、より多くの選手がテストに時間を割いている。

2016年モデルの「M1」「M2」以降、17年の「M1」「M2」、18年の「M3」「M4」、19年の「M5」「M6」と「M」シリーズが続いてきたテーラーメイド。今年は「SIM」と「SIM MAX」という新たなブランドが登場するようだ。

SIM MAX(左)もSIMもフェースには「ツイストフェース」

米国テーラーメイドの公式サイトでは「SIM」が「Shape In Motion」の略称であることを示唆している。R&Aの適合ドライバーヘッドリストには「SIM」「SIM MAX」「SIM MAX D」が登録されており、「ツイストフェース」「スピードインジェクション」といった「M」シリーズのテクノロジーも継承されているもよう。「SIM」のみ、ソールのフェース寄りに可変ウェートがついている。

右がSIM MAX、左がSIM

「セントリートーナメント・オブ・チャンピオンズ」ではジョン・ラームコリン・モリカワマシュー・ウルフが「SIM」の1Wを使用。ダスティン・ジョンソンは「SIM MAX」の1Wと3W、さらに3Iの代わりとしてレスキューを入れ、大会を7位で終えている。

テーラーメイドの新ドライバー。SIM(右)のソールには可変ウェート

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