テーラーメイド「グローレ」の後継モデルをツアー現場で発見
2018/07/24 18:00
◇国内女子◇大東建託・いい部屋ネットレディス 事前(24日)◇鳴沢GC(山梨県)◇6685yd(パー72)
テーラーメイドの人気シリーズ「グローレ」(GROIRE)の後継モデル1Wが24日、ツアーの現場に初お目見えした。今大会の会場にメーカーが持ち込んだのはわずか1本。契約プロの永峰咲希が先陣を切ってテストラウンドし、ほかの契約プロたちも使いまわす形で次々にテストを行った。
メーカー担当者によれば、モデル名や詳しい特性などは、次週に予定されている発表会で明らかにするとのこと。現時点では「グローレ後継のプロトタイプ」との説明にとどめ、多くについて明かすことはなかったが、「圧倒的に進化しています」と言葉に自信をこめた。
口頭でこそモデル名は伏せられたものの、ヘッドのソールには「M GLOIRE」と刻まれており、世界を席巻中の「Mシリーズ」を連想させるネーミング。クラウンのフェース寄り部分を彩るホワイトのカラーリングも、やはり「Mシリーズ」をイメージさせるものだった。
この日9ホールをプレーした永峰に感想を聞くと、「スイートスポットが広く感じるし、つかまりもいい。やさしく感じます」とコメント。今年2月から使用するエース1W『M3 440』と打ち比べながら、グローレのメインコンセプトである“やさしさ”を強調した。「スライスが多いアマチュアの方にも、これならつかまるし良いと思いますよ」という。
グローバルに展開する同社にあって、2012年に日本専用モデルとして発売されたシリーズ。以来、惜しみなく機能を追求する高級モデルとして国内で多くのアマチュアに人気を博しており、来週の発表にも注目が集まりそうだ。(山梨県鳴沢村/塚田達也)