2026年 ダイキンオーキッドレディス

年間女王・佐久間朱莉の開幕14本 新ウェッジ「s259」のバウンスを“EYE2ソール”へ

2026/03/06 12:26
佐久間朱莉の最新クラブセッティング

◇国内女子◇ダイキンオーキッドレディス◇琉球ゴルフ倶楽部(沖縄)◇6610yd(パー72)

新シーズン開幕を迎えた昨季の年間女王・佐久間朱莉に慢心はない。「まだ全然、自分はいろいろ足りていないと思っています。今シーズンに対してどうしていこうかと思ったときに、100yd以内の強化の必要を感じました」と課題を明確にとらえていた。それに対しての答えがアイアンの下番手(8番~W)にマッスルバック「ブループリントT」を投入することだった。

「今の課題はコントロールショット。『ブループリントT』はマッスルバックだけど難しくなく打てて、抜け感もいい。今までよりスピンが入るようになって、コントロールがしやすくなり、距離も高さも上手く抑えられます」。特に風が強いときにその効能を感じるという。

ブループリントのSとTを組み合わせた

昨年夏ごろから、コースによってセットに入ることがあった「i240」の5番も定着し、「ブループリントS」(6、7番)も含めた3種のコンボセットとなった。

5Iがレギュラー化したことで、上の番手で気になっていた部分の見直しも行った。昨季は5Iを入れるときにバッグから4UTか5Wを抜いていた。「試合の日によって入れ替えるのが面倒で、その間のクラブを作ったら『いつでも同じ14本でいけるじゃん』って」。契約メーカー・ピンのスタッフとやり取りし、その過程でハマったのがG430 MAXの7Wだった。「ショートウッドは昔入れていたこともあって、違和感なくすんなりいけました」

ブループリントのコンボセット

ほかにもウェッジを「s259」にスイッチした。「フェース面の一番下のスコアラインの線が長いので、面でとらえやすい。ショットにいい影響があるだけでなく、転がしのアプローチでもラインが出しやすくなった」と最新モデルを評価する。

最新のクラブセッティング

そして、ロブウェッジのバウンスをこれまでの「H」グラインドから「E」グラインドへ。いわゆる“EYE2ソール”はバウンスが広く、ソール中央に窪みがあってバンカーから出しやすいモデルだ。「結構バウンスが広いんですが、バンカーとかちょっとライが硬いところでもしっかりと入ってくれて、バウンスが弾く感じが少ない」とソール形状に満足している。バウンス変更の背景には、これも昨年感じていた課題への対応があった。「ことしは海外メジャーも出られる試合が増えます。海外に行ってその試合だけウェッジを替えると、日本に帰ってから難しくなる。世界のどこのツアーでも使えるバウンスと思って、『E』を入れました。これなら海外に行ってもウェッジを替えなくていい」と話すように、日本でも海外でも使える万能ソールが見つかった。

勝って兜の緒を締める。14本をアップデートした盤石の態勢で、2シーズン連続の年間女王戴冠を目指す。

<佐久間朱莉の14本>

ドライバーは前作モデルのまま新シーズンを戦う

ドライバー:ピン G430 MAX 10K(9度)
シャフト:NSプロ レジオ フォーミュラMB+(重さ55g、硬さS)

フェアウェイウッド:ピン G430 MAX(3番15度、7番21度)
シャフト:NSプロ レジオ フォーミュラMB+(3番/55g、S、7番/65g、S)

ユーティリティ:ピン G430(5番26度)
シャフト:日本シャフト NSプロ プロトタイプ (S)

GOST入りの特注5番アイアン

アイアン:ピン i240(5番)、ピン ブループリントS(6,7番)、ピン ブループリントT(8番~W)
シャフト:日本シャフト NSプロ モーダス3 ハイブリッド グラファイトオンスチールテクノロジー(5番)、日本シャフト NSプロ NSプロ 850GH(6番~/S)

s259ウェッジのEソールへ

ウェッジ:ピン s259(50、54、58度)
シャフト:日本シャフト NSプロ プロトタイプ

年間女王を支えたマレットパター

パター:ピン スコッツデール DS72

安定のプロV1x

ボール:タイトリスト プロV1x(2025)

ピン
PING史上最大のMOI
発売日:2024/02/08 参考価格: 104,500円

2026年 ダイキンオーキッドレディス