2018年 東建ホームメイトカップ

ミントブルーの女性向け 下部ツアー賞金王のパター

2018/04/12 19:02
大槻智春が使用する『G・ Le オスロ パター』。重量は一般モデルとほぼ同等

◇国内男子◇東建ホームメイトカップ 初日(12日)◇東建多度カントリークラブ・名古屋(三重)◇7081yd(パー71)

昨季の男子下部ツアー賞金王に輝き、2018年はフルシーズンを戦う28歳の大槻智春が手にするのは、鮮やかなミントブルーのパター。契約するピンが展開するレディース向けの『G・Le オスロ パター』で、今年から実戦に投入している。

大槻がパターを選ぶポイントのひとつが、「色付きだと、大きく見えて安心感がある」というヘッドのカラーリングだ。昨年までは、ヘッドがレッドに彩られたテーラーメイドの『スパイダー ツアー レッド』を使用。今年から契約するピンゴルフには「色付きがレディースのものしかなかった」ことが、このパターを手に取るきっかけになったという。

レディースだが、重量は一般の他モデルとほぼ同じ365g。「(メーカーから)通常のモデルと変わらないと聞いていた。重さもしっかりあるし、打感もいいです」と違和感を覚えることなく、スムーズなストロークと安定した転がりを得られた。

レディースラインのパターでツアーを戦う大槻智春

ツアー国内開幕戦の初日は、石川遼時松隆光という注目組でプレーし、2回の3パットをたたきながらも2アンダーの21位。「しっかりバーディチャンスにつけて、それを入れられたことが良かった」と話し、28パットにとどめたラウンドに及第点をつけた。

2週間前の海外女子メジャー「ANAインスピレーション」では、ツアー初優勝を飾ったパニーラ・リンドベリ(スウェーデン)が、ピンのレディース用1W『G・Le ドライバー』を使用して話題になった。(三重県桑名市/塚田達也)

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