2017年 パナソニックオープン

世界限定14本?ピンのプロトタイプパターを発見

2017/04/20 09:03
お揃いのプロトタイプパターを披露する塚田&亀代プロ

◇国内男子&アジア共同主管◇パナソニックオープン選手権 事前(19日)◇千葉カントリークラブ梅郷コース(千葉)◇7130yd(パー71)

塚田好宣亀代順哉の2人のピン契約プロが手にしているのは、同社のプロトタイプパター。シグマGタインパターのように見えるが、いくつかの部分が通常モデルとは異なっている。

特徴的なのは、シャフトとヘッドをつなぐホーゼル部分。通常モデルはシャフトがそのままヘッド本体に挿さっているが、このプロトタイプではクランクネックのホーゼルが使われている。これにより、通常モデルよりもフェース開閉が行いやすいノンフェース側へと、バランスが変わっている。

「タインのヘッドが好きで、クランクネックが好き」という亀代は、今年2月にアリゾナ州にあるピン社を訪れたときに、このプロトタイプを“発見”。喜んで持ち帰ったという。

一方の塚田は「ツイッターで見つけて、すぐ問い合わせをした」と迅速に行動した。ヘッド自体も鋳造ではなく、削り出しで作られており、「こんなの出しているだって。(ヘッド底面に)プロトタイプって刻印されているのは、初めてですよ」とにんまり。

メーカーは公表していないが、「世界限定14本」(塚田)というレアさも、所有プロの満足度を高めているようだ。

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