2016年 RIZAP KBCオーガスタ

BSがアスリート向けラインナップを一新 「TOUR B」を今秋投入へ

2016/07/15 12:00
多くの選手たちが手にした「XD-3」。打感、飛距離ともに満足度の高いモデルとなっている

ブリヂストンスポーツ社が、競技志向ゴルファー向けの新シリーズ「TOUR B」を立ち上げることが分かった。15日までに、取引先への内覧などで一部アパレル商品を公開した。今秋発売開始予定で、新型クラブも投入する。

2014年にグローバルブランド「ブリヂストンゴルフ」に商品群を統一した同社。「TOUR B」は、そのブランド下の一シリーズとして位置付けられる。同社が競技志向モデルをシリーズ化するのは初めて。

まだ仕様の詳細が伏せられている新型クラブは、ドライバー、フェアウェイウッド、アイアンのラインナップとなりそう。すでに、国内男子ツアー会場で、同社契約プロが試打テストを始めている。

これまでツアー会場内の打球練習場でテストを確認できた1Wは、「XD-3」「XD-5」「XD-7」の3種類。ヘッドの形状に違いがあり、「XD-3」はオーソドックスな丸型。「XD-5」はシャローフェース、「XD-7」は洋ナシ型となっている。

宮里優作は3本の1Wを並べテストした

片岡大育宮本勝昌は「XD-3」をチョイスして、打感や計測された弾道データに納得の表情。宮本は数点ほどクラブ担当者に要望を伝え、数球の試打で製品化後の投入に前向きな姿勢を示した。

今季のスタッツで平均飛距離・285ydの近藤共弘のテストでは、300yd超えの飛距離を記録する一幕も。現在は契約フリーの宮里優作も3本のクラブを並べ、丸型の「XD-3」、洋ナシ型の「XD-7」の2本を試打した。

アイアンも既にテストを実施している。メーカー担当者は8月の「RIZAP KBCオーガスタゴルフトーナメント」での投入を目指している。

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