どうするウッズ?ナイキがゴルフクラブ・ボール事業から撤退 アパレルは継続
2016/08/04 09:29
米スポーツ用品大手ナイキ社は3日(水)、ゴルフ用具事業から撤退することを明らかにした。ゴルフシューズ、ウェアなどのアパレル事業は継続するが、クラブ、ボール、キャディバッグの生産を終了する。
同社はブランドプレジデントのトレバー・エドワーズ氏の名義で声明を発表。「我々はゴルフシューズとアパレルの分野において、揺るぎないトップブランドとなることを目指している。アスリートにとって革新的なパフォーマンスと、ナイキゴルフにとって持続的で収益を生む成長によって、これを実現する」。報道によると、一部従業員を解雇したという情報も伝わっている。
ナイキゴルフはタイガー・ウッズをはじめ、ロリー・マキロイ(北アイルランド)、ミッシェル・ウィら世界のトッププレーヤーと契約。日本では薗田峻輔、時松隆光、伊藤誠道、葭葉ルミらが契約を結んでいる。スポーツ界の巨人による決断は、大きな波紋を呼びそうだ。