ハンナ・グリーンが今季3勝目 西郷真央12位「フラストレーションのたまる一日」

◇米国女子◇BMW女子選手権 最終日（20日）◇水原バレーCC (韓国)◇6680yd（パー72）

2打リードの単独首位から出たハンナ・グリーン（オーストラリア）が3バーディ、2ボギーの「71」でプレーし、後続を1打差で振り切る通算19アンダーで今季3勝目を挙げた。ツアー通算6勝目。

通算18アンダー2位に、8位から「66」をマークしたセリーヌ・ブティエ（フランス）。通算17アンダー3位にシャネッティ・ワナセン（タイ）。通算16アンダーの4位にともに韓国のチェ・ヘジンとソン・ユジンが続いた。

8位から6打差を追った西郷真央は4バーディ、1ボギー1ダブルボギーの「71」でプレーし、通算13アンダー12位で4日間を終了。終盤に3打差まで迫ったが、1打目を大きく右に曲げた最終18番を3オン3パットとし、「NW アーカンソー選手権」（4位）、「ビュイックLPGA上海」（2位）に続く3試合連続トップ10を逃した。

この日は「終盤までまったく一定じゃなかった」という風の中でグリーンを外したのは3ホールのみだったが、33打を要したパットに苦戦。「昨日に引き続き（カップが）傾斜に切られていたので、本当にリップアウトだらけでフラストレーションのたまる一日だった」と振り返った。

西郷に次ぐ日本勢は、「71」で終えた古江彩佳で通算4アンダー41位。勝みなみは「78」とスコアを落として通算1アンダー57位。西村優菜は「77」、笹生優花も「78」と崩れ、ともに通算イーブンパーの60位で終えた。

＜上位成績＞
優勝／－19／ハンナ・グリーン
2／－18／セリーヌ・ブティエ、
3／－17／シャネッティ・ワナセン
4T／－16／チェ・ヘジン、ソン・ユジン
6T／－15／ユ・ヘラン、アシュリー・ブハイ