フィールド4番手の西郷真央を筆頭に日本勢6人 アジアシリーズがスタート
◇米国女子◇ビュイックLPGA上海 事前情報◇上海旗忠GC(中国)◇6672yd(パー72)
残り7試合となったシーズン終盤戦を彩るアジアシリーズ4試合の初戦が10日、中国・上海で開幕する。同シリーズはいずれも予選落ちがなく、今大会は出場予定81人のフィールドで、賞金総額210万ドル(約3億1080万円=148円換算)を争う。
昨年大会はエンジェル・インが首位タイスタートの最終日を「70」で回り、通算14アンダーで並んだリリア・ヴをプレーオフで破り、ツアー初優勝を飾った。
日本勢は西郷真央、畑岡奈紗、渋野日向子、西村優菜、勝みなみ、稲見萌寧の6人が出場する。昨年大会で優勝スコアに2打届かず、8位に終わった西村は年間ポイントレース(レース・トゥ・ザCMEグローブ)が現在65位。出場権がポイントランク上位60人に限定されるシーズン最終戦「CMEグループ ツアー選手権」(11月21―24日/フロリダ州ティブロンGCゴールドコース)に向け、より多くのポイント獲得を狙いたい。また、ランク79位の勝はまず来季シードの「80位以内」を確定させたいシリーズになる。
ポイントランク上位の顔ぶれはフィールド最上位が6位のハンナ・グリーン(オーストラリア)で以下、7位のアタヤ・ティティクル(タイ)、地元中国出身で10位のイン・ルオニン、西郷が全体の4番手の12位で出場する。
アジアシリーズは今大会後、「BMW選手権」(17―20日/韓国・水原ヒルズCC)、「メイバンク選手権」(24―27日/マレーシア・クアラルンプールG&CC)、「TOTOジャパンクラシック」(31―11月3日/滋賀・瀬田GC北コース)と続く。
<主な出場予定選手>
ハンナ・グリーン、イン・ルオニン、アタヤ・ティティクル、パティ・タバタナキット、ローズ・チャン、エンジェル・イン、西郷真央、畑岡奈紗、渋野日向子、西村優菜、勝みなみ、稲見萌寧