香妻陣一朗の所属チーム大金星で決勝へ LIV最下位「アイアンヘッズ」旋風止まらず
◇LIVゴルフシリーズ◇チームチャンピオンシップ・ダラス 2日目(21日)◇マリドーGC(テキサス州)◇7535yd(パー72)
4人1組の13チームが賞金総額5000万ドル(約70億円)を争うシーズン最終戦は、初日を勝ち抜いた5チームと、ポイントランク3位までのシード組を加えた計8チームが出場。マッチプレー戦(シングルス2試合&ダブルス1試合)を行い、4チームが最終日の決勝戦に進出した。
香妻陣一朗が所属するランク最下位のアイアンヘッズGCが、大会連覇のかかる第1シード(同ランク1位)のクラッシャーズGCを破る大金星。同ランク4位のスマッシュGCを破った初日に続き、連日の番狂わせを演じた。
香妻は、キャプテンのケビン・ナとペアを組みダブルス戦に出場。アニルバン・ラヒリ(インド)とチャールズ・ハウエルIIIに3&1で勝利した。さらに、ダニー・リー(ニュージーランド)が相手キャプテンのブライソン・デシャンボーを破るなど、3戦全勝で決勝戦に進んだ。
第2シードのリージョンXIII(13)は、キャプテンで今季年間王者のジョン・ラーム(スペイン)がインフルエンザの症状により棄権するアクシデントに見舞われながら、ハイフライヤーズを2勝1敗で破り決勝戦へ。控え選手のジョン・キャトリンがシングルス戦で敗れながらも総合力の高さを見せつけた。
第3シードのリッパーGCは2勝1敗でファイヤーボールGCに勝利。ランク10位の4エースズGCは、ダスティン・ジョンソンとパトリック・リードがシングルス戦で勝利するなど主役が活躍し、2勝1敗でスティンガーGCを破った。
最終日の決勝戦は、4チームのメンバー全員が18ホールのストロークプレーを行い、4人の合計スコアで優勝を争う。敗退チームもプレーし、5位から13位までの順位を決する。