野澤真央が首位発進 1差2位に櫻井心那 馬場咲希7位
◇国内女子◇富士通レディース 初日(11日)◇東急セブンハンドレッドクラブ(千葉)◇6697yd(パー72)◇晴れ(観衆2152人)
下部ツアー3勝の27歳、野澤真央が9バーディ、1ボギー「64」で回り、8アンダー単独首位で滑り出した。
プロ10年目で、ツアーでは2022年「ニッポンハムレディス」以来2度目の首位発進。「これで不満を言ったらバチが当たる。満足です」。好スコアの理由を「ショットが大きく曲がらず、長いパットがボコボコ入ったわけでもない」とショット、パットが噛み合った結果と説明する。
今季残り7戦を前に、メルセデスランキングはシード圏内50位ぎりぎりの49位。初優勝をもちろん狙いつつ、少しでも多くポイントを稼ぎたいが、「ランクを気にしすぎるのは良くない。明日以降もまずチャンスを多く作りたい」と目の前のプレーに専念する。
今季未勝利の櫻井心那がボギーなしの7バーディ「65」で、1打差の6アンダー2位につけた。
前週「スタンレーレディス」の第1ラウンド途中で発熱のため棄権した山下美夢有は7バーディ、1ボギー「66」でプレー。今季3勝の川崎春花、阿部未悠、高橋彩華と6アンダー3位に並んだ。
メルセデスランキング1位の竹田麗央、プロとして初めて国内ツアーに出場の馬場咲希、小祝さくら、イ・ヒョソン(韓国)、ウー・チャイェン(台湾)が5アンダー7位に続いた。
大会3勝のホステスプロ、古江彩佳は5バーディ、1ボギー「68」で、岩井明愛、桑木志帆、山路晶、鶴岡果恋、吉本ひかる、濱田茉優、リ・ハナ(韓国)と同じ4アンダー12位につけた。
前週優勝の佐藤心結は3アンダー20位。米ツアーから帰国参戦中の吉田優利、上田桃子は2アンダー35位で終えた。
<上位成績>
1/-8/野澤真央
2/-7/櫻井心那
3T/-6/山下美夢有、川崎春花、阿部未悠、高橋彩華
7T/-5/竹田麗央、馬場咲希、小祝さくら、イ・ヒョソン、ウー・チャイェン