未勝利の平本世中が首位発進 石川遼は大会最多4勝目へ2打差
2024/11/07 15:56
◇国内男子◇三井住友VISA太平洋マスターズ 初日(7日)◇太平洋クラブ御殿場コース(静岡)◇7262yd(パー70)◇晴れ(観衆4030人)
プロ3年目でツアー未勝利の平本世中(ひらもと・せじゅん)が6アンダーで自身初の首位発進を決めた。ボギーなしの6バーディで「64」をマークした。
11月4日は25歳の誕生日。開幕前は家族にお祝いをしてもらって初出場の大会に臨んでいる。例年テレビで見てきたコースを実際に回ると、「芝目や風、グリーンスピードが1年を通して(ツアーの中でも)速い。独特の難しさがある」と話しながらも、ノーボギーで回り切った。「(2022年大会の)石川遼さんと、星野陸也さんのプレーオフが印象に残っている。自分はプロ1年目だったので、早くここに行きたいと思った」と話す大会で、まずは好スタートを切った。
賞金ランキング3位の木下稜介、堀川未来夢が5アンダー2位。今大会終了時点の賞金ランク1位には12月にフロリダ州TPCソーグラスで行われる来季PGAツアー出場をかけた最終予選会の出場権を付与。木下は1位浮上に今大会の優勝が条件となる。
4アンダー4位に大会最多4勝目に挑む石川遼、賞金ランク2位の金谷拓実、前年優勝の今平周吾、谷原秀人といった歴代覇者、片岡大育の5人が並んだ。
賞金ランク1位の平田憲聖は2アンダー17位。前週に結婚を発表した蝉川泰果は4オーバー73位と出遅れた。
<上位成績>
1/-6/平本世中
2T/-5/木下稜介、堀川未来夢
4T/-4/石川遼、片岡大育、谷原秀人、金谷拓実、今平周吾
9T/-3/勝俣陵、ソン・ヨンハン、佐藤大平、塚田陽亮、小平智、近藤智弘、杉本エリック、ジャスティン・デロスサントス、ハン・リー