大会連覇へ金谷拓実が参戦 大会2勝の石川遼、前週Vの香妻陣一朗らも
◇国内男子◇フジサンケイクラシック 事前情報◇富士桜CC(山梨)◇7424yd(パー70)
歴史ある第52回大会が29日(木)に開幕する。静岡・川奈ホテルGC富士コースから2005年に舞台を移した山梨・富士桜CCで、昨年はアウト・インを入れ替え、パー5だった6番は497ydのパー4として15番になり、パー71からパー70とし、大胆なレイアウト変更に踏み切った。今年は昨年と同じ設定で、賞金総額1億1000万円(優勝賞金2200万円)をかけて120人が競う。
昨年大会は、金谷拓実が通算8アンダーで2位に4打差をつけてツアー5勝目を飾り、賞金ランキング1位に浮上。最終的にランク3位に終わったが、今年もランク4位で大会を迎え、欧州ツアー参戦中の1位・桂川有人を約1600万円差で追いかける。
その他、前週「Sansan KBCオーガスタ」で2年ぶりのツアー3勝目をあげた香妻陣一朗、賞金ランク3位米澤蓮らがエントリー。右足負傷から「Sansan―」で6週ぶりに復帰した小平智、2021年覇者の今平周吾、09、10年大会覇者の石川遼も出場する。
27日に予選ラウンドの組み合わせが発表され、金谷は初日午前7時45分に10番から幡地隆寛、片岡尚之と同組になった。石川は今平、木下稜介とともに午前11時55分に1番からスタートする。
なお、今大会終了後にツアー出場優先順位を入れ替えるリランキングが行われるため、ノーシード選手には節目の戦いになる。
賞金ランク2位の杉浦悠太は開幕3日前の月曜日(26日)に体調不良のため欠場した。前週「Sansan―」の第2ラウンドスタート前に体調不良で棄権した。
<主な出場予定選手>
金谷拓実、石川遼、今平周吾、岩崎亜久竜、岩田寛、片山晋呉、河本力、香妻陣一朗、小平智、蝉川泰果、谷原秀人、幡地隆寛、比嘉一貴、堀川未来夢、宮里優作、米澤蓮、藤田寛之