星野陸也、中島啓太、桂川有人が参戦 プレーオフ出場権争い本格化

◇欧州男子◇ベットフレッド英国マスターズ hosted by ニック・ファルド 事前情報◇ザ・ベルフライ（イングランド）◇7336yd（パー72）

欧州ツアーはデンマークからイングランドに舞台を移す。メジャー6勝で元世界ランク1位の67歳、ニック・ファルド（イングランド）がホストを務める一戦が29日（木）に幕を開ける。

ツアーは今大会より、全9試合で展開する新フェーズ「バック9」に突入。高額大会「ロレックスシリーズ」を除く1試合当たりの総ポイント数は3000から5000ptに上がり、ランク70位までが進出できる11月のプレーオフ（全2試合）出場権争いが本格化する。

7月に開催された前年大会はダニエル・ヒラー（ニュージーランド）が最終日に「66」をマークし、3打差を逆転。通算10アンダーでツアー初優勝を飾った。

フィールドには連覇を目指すヒラー、2週連続優勝を目指すフレデリック・ラクロワ（フランス）、年間ポイントレース（レース・トゥ・ドバイ）で3位のイェスパー・スベンソン（スウェーデン）らが名を連ねた。

7月のメジャー「全英オープン」を10位で終えた地元イングランドのダニエル・ブラウン、マシュー・ジョーダンも参戦する。

日本勢は年間ポイントレース9位の星野陸也、32位の中島啓太、55位の桂川有人がエントリー。桂川は3試合連続、星野は2試合連続で予選落ち中と復調に期待がかかる。中島は「パリ五輪」以来のプレーとなる。

＜主な出場予定選手＞
ダニエル・ヒラー、フレデリック・ラクロワ、イェスパー・スベンソン、ダニエル・ブラウン、マシュー・ジョーダン、ダニー・ウィレット、グイド・ミグリオッティ、ティレル・ハットン、桂川有人、中島啓太、星野陸也