幡地隆寛がインドネシアへ マスターズ2勝のワトソン、アジアアマVのディンも出場
◇アジアン◇インドネシアマスターズ 事前情報◇ロイヤルジャカルタGC (インドネシア)◇7361yd(パー72)
高額大会「インターナショナルシリーズ」3連戦の最終戦がインドネシアに舞台を移して31日に開幕する。今季のアジアンツアーも今大会を含め残り5戦。ポイントレースの行末を占う一戦が、賞金総額200万ドル(約3億円)をかけて争われる。
前年大会を制したのはインドのガガンジート・ブラー。初日から首位を維持したまま通算24アンダーで後続に5打差をつけ、独走の“完全優勝”を達成した。今年は前年大会以来のツアー12勝目を狙う。
今季国内2勝&アジアン1勝と勢いに乗る幡地隆寛がエントリー。前週はPGAツアー「ZOZOチャンピオンシップ」に出場し、4オーバー71位だった。アジアンツアーへの出場は8月「インターナショナルシリーズ イングランド」以来(日韓亜共催「シンハンドンヘオープン」をのぞく)となる。
そのほか日本勢は香妻陣一朗、比嘉一貴、池村寛世、生源寺龍憲が出場。4人とも「ブラックマウンテン選手権」からの3連戦となる。
「マスターズ」2勝(2012、14年)を含む米ツアー12勝のバッバ・ワトソン(米国)が出場する。22年にLIVゴルフに加入 。アジアンツアーでは過去に2勝(共催大会)を挙げている。
来季LIVゴルフ出場権をかけたインターナショナルシリーズランク1位のジョン・キャトリン(米国)、3位のベン・キャンベル(ニュージーランド)もエントリー。また、7月のシニアメジャー「全米シニアオープン」で藤田寛之をプレーオフで破ったリチャード・ブランド(イングランド)も出場する。
10月「アジアパシフィックアマチュアゴルフ選手権」を制した19歳のウェニー・ディン(中国)がプロ転向後アジアンツアーに初参戦。デビュー戦となった前週の中国ツアー「杭州オープン」では通算11アンダー11位に入った。また、「アジアアマ」優勝で獲得した来年の海外メジャー「マスターズ」と「全英オープン」の出場権は、プロ転向によって無効となった。
<主な出場予定選手>
バッバ・ワトソン、ジョン・キャトリン、ベン・キャンベル、リチャード・ブランド、ガガンジート・ブラー、ウェニー・ディン、幡地隆寛、香妻陣一朗、比嘉一貴、池村寛世、生源寺龍憲