幡地隆寛がアジアンツアー制覇 初タイトルを海外で飾る
2024/03/03 14:26
◇アジアン&豪州ツアー共催◇ニュージーランドオープンby SKY SPORT 最終日(3日)◇ニュージーランド・ミルブルックリゾート(コロネット、リマーカブルズ両コースの複合コース=6964yd/パー71)
3位から最終日を出た幡地隆寛が4バーディ、ボギーなしの「67」でプレーして1打差を逆転し、通算17アンダーで優勝を飾った。日本ツアー未勝利の30歳が、念願の初タイトルを海外で獲得。日本勢のアジアンツアー優勝は、2023年2月「インターナショナルシリーズ オマーン」を制した金谷拓実以来となる。
広島県出身の幡地は岡山・作陽高を経て、東北福祉大4年の2015年12月にプロ転向。188センチの長身で、日本ツアーの2020―21年シーズンにドライビングディスタンス1位(313.04yd)を記録するなど屈指の飛ばし屋として注目を集めてきた。
昨季日本ツアーでは、自己最高フィニッシュの「関西オープン」2位、「日本オープン」3位などトップ10を4回記録。賞金ランキングも自己ベストの18位となり、初優勝が待たれる存在だった。
通算16アンダーの2位に、首位スタートから「69」で回ったツアー10勝のスコット・ヘンド(オーストラリア)。首位で並んだ最終18番(パー3)をボギーとし、幡地に逆転を許した。
日本勢は、佐藤大平と堀川未来夢が通算11アンダーの21位。幡地と同じく3位から出た市原弘大は「74」とスコアを落とし、木下稜介と時松隆光と同じ通算10アンダーの26位に終わった。