2023年 ザ・メモリアルトーナメント

大学ゴルフ界の頂点に立った23歳のクラブセッティング

2023/06/01 13:28
今季初戦に臨むクリストファー・ゴッターアップ ※撮影は2023年「ホームタウン・レンダーズ選手権」(Alex Slitz/Getty Images)

2022年、クリストファー・ゴッターアップは、大学ゴルフのトッププレーヤーに贈られるジャック・ニクラス賞を受賞した。その名誉により、ニクラスが大会ホストを務める今週開催の「メモリアルトーナメント」の出場枠を手にした。同大会は、コーンフェリーツアーでキャリアを積んできたゴッターアップにとって、今年最初のPGAツアー出場となる。

ゴッターアップはオクラホマ大からプロ転向した昨年、PGAツアーで多くの経験を積んだ。12大会に出場し、10大会で予選通過を果たし、「ジョンディアクラシック」では4位に入った。

昨年のコーンフェリーツアーのQTで3位に入り、今年は同ツアーが主戦場。シーズン終了時にトップ30に入るとPGAツアーのシード権が得られるコーンフェリーツアーのポイントリストで現在32位につけている。

ゴッターアップは2月にブリヂストンとボール契約を結んだが、クラブに関してはフリー。その立場を生かして異なる4社のクラブを使用している。

GolfWRX.comは、「メモリアルトーナメント」開催週の火曜にゴッターアップに近況を聞き、バッグの中身を確認した。ヘッドカバーやウェッジを見ると、ニュージャージー出身のゴッターアップがオクラホマ大学とラトガース大学の両方の出身者であることが分かる。当時、ビッグテンカンファレンス年間最優秀選手だった彼は、第4学年を前にラトガースからオクラホマに転校したのである。

以下は、ゴッターアップのギアセットアップの詳細である。

ドライバー:テーラーメイド SIM2(9度)
シャフト:プロジェクトX HZRDUSブラック

フェアウェイウッド:テーラーメイド ステルス2プラス(4番16.5度)
シャフト:プロジェクトX HZRDUS 80TX

ユーティリティ:テーラーメイド P-790 UDI(2番)
シャフト:プロジェクトX HZRDUS 105ハイブリッドTXフレックス

アイアン:ミズノプロ 221(4~9番)

ウェッジ:ミズノ T22(45度)、タイトリスト ボーケイSM9(52、56、60度)

パター:テーラーメイド スパイダーX

ボール:ブリヂストン ツアーB X

(協力/ GolfWRX, PGATOUR.com)

ドライビングアイアンの「テーラーメイド P-790 UDI」(GolfWRX)
FWは4番の1本のみ(GolfWRX)
4本のウェッジを使用(GolfWRX)
アイアンは「ミズノプロ 221」を使用(GolfWRX)
テーラーメイド
低スピン+高弾道、そして高い操作性も備える
発売日:2021/02/19 参考価格: 83,600円
ミズノ
シリーズ最高の打感を追求
発売日:2021/10/15 参考価格: 132,000円
ブリヂストン
進化したのはフェースへの「乗り感」。風に強い飛びのX
発売日:2022/02/11 参考価格: 6,930円

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