ホールインワンを決めた2選手に明暗 ハーレーIIIとハバード

今シーズン初となるホールインワンを決めたビリー・ハーレーIIIだったが、「フライズドットコムオープン」は予選落ちが決まった。一方、ハーレーIIIに続いてエースを記録したマーク・ハバードは、今大会のベストスコアをとなる「65」を記録し4位タイに浮上。エースを記録した両選手は明暗を分けた。

ハーレーIIIは182ヤードの15番で6番アイアンを選択してホールインワンを記録。しかし、それからの3ホールで続けて「5」を叩き、2日目を「74」の1オーバーで終えて予選落ちとなった。シルバラードリゾートでの2日間でトータル「144（70-74）」のイーブンパーだった。

今シーズンがPGAツアーフル参戦1年目となるハバードは、この日16ホール目となった198ヤードの7番（パー3）でのティショットに5番アイアンを選び、直接カップに入れてみせた。続く8番ホールでも、サンドウェッジでのアプローチがイーグルになるかと思われたが、ボールは30センチ手前でストップ。それでもサンノゼ州立大出身の彼は、前半を終えて4位タイと好位置につけている。

この日のホールインワンはハバードにとって今年2度目。ウェブドットコムツアーの「チリクラシック」でもエースを決めた。「PGAツアーメンバーとして初めて出場した大会で（ホールインワンを）決められたのは、気分が良いよ」。彼のキャディを務めるヨハン・ベンソンは、記念に、ハバードがホールインワンを決めた時間（午後5時58分）を書き留めていた。