ファウラー、メジャー大会での優勝争い常連になる
2014/08/08 11:14
By Brian Wacker, PGATOUR.COM
リッキー・ファウラーが再び、メジャー大会の優勝争いに加わろうとしている。
今年6月の「全米オープン」と先日の「全英オープン」をそれぞれ2位タイで終えた彼は、バルハラGCでの「全米プロゴルフ選手権」初日、2アンダーの「69」をマークし、首位から4打差につけている。
初日をバック9からスタートしたファウラーは、序盤5ホールでボギー2つと出遅れたが、15番で2メートル弱からバーディパットを決めて挽回した。
さらにその後の7ホールでは続けざまに4つのバーディを奪取し、巻き返しに成功した。
この日で唯一残念だったのが、最後の9番ホール。ファウラーは3番ウッドでボールを高く打ち、左ラフに入れてしまう。第3打でグリーン手前に運ぶが、次でカップインするのに失敗し、結局ボギーとなった。
「オーガスタでのメジャー大会ではゴルフコースも、“メジャー大会なんだ”ってことも、両方しっくりときていた。今年はこれまでで最高の気分だね」と、ファウラー。「今年のメジャー大会ではいずれも、以前に比べてはるかに違和感がなかった。特に自分が決勝ラウンドで優勝争いに加わったり、2度も最終組でプレーできたりってことに、心地よさを感じていたよ」。
また昨年までとは違い、今季のメジャー大会前にはそれぞれ別の大会に出場したことも功を奏したようだ。
「チェックリストで自分が出る試合会場を確認し、その前週の大会で腕試しをするか、自宅で練習するかを決める」と、ファウラー。「(大会で)いいプレーができたら、自信みたいなものがもっとつくはず。苦戦すれば、課題や改善の余地のある点がわかるってわけ」。
今はまだ、完璧だとは思っていないようだ。