B.ホーシェル「ゴルフが正しい方向に向かっている」
By Helen Ross, PGATOUR.COM
ビリー・ホーシェルは、自身のゴルフが正しい方向に向かっていると感じているが、「クイッケンローンズ・ナショナル」2日目に、それを証明して見せた。
フロリダ出身のホーシェル(28歳)は、コングレッショナルCCで2日目ノーボギーの「68」で通算4アンダーとし、PGAツアー通算2勝目に向け優勝戦線に浮上した。
「このコースでノーボギーの3アンダーで回れば上出来」とホーシェル。「ここは全米オープンのような感じで、フェアウェイが狭くラフが長い。だから、良いプレーができたと思うよ。確かに(トップとは)2打足りないかもしれないけど、残りの2日間でアンダーパーを出して、日曜にどこに付けられるかだね」。
今季のホーシェルの成績は、昨季とは大きく違った展開となっている。
2013年は、6月中旬まで好調をキープ。「チューリッヒクラシック」のツアー初勝利、2位タイ、3位タイ、4位タイを含め8試合中、6大会でトップ10に入る時もあった。ところが今季は、3週間前の「フェデックス セントジュードクラシック」の6位タイが、今年の「ヒュンダイトーナメントofチャンピオンズ」以来となるトップ10だ。
ホーシェルは、2014年序盤にショートゲームに重点的に取り組んだことで、実際の試合に集中しきれなかったかもしれないと考えている。そして、「マスターズ」後にパターを替えたことも奏功し、今ではブレークする準備が整ったとみているようだ。
「(自分のゴルフが)正しい方向に向かっていると感じている」とホーシェル。「まだシーズンは長い。昨年のザック・ジョンソンやヘンリック・ステンソンを見てごらんよ。シーズンの序盤があまり良いプレーをしていなくて、ボチボチという感じだったけど、終盤に勢いがついて、素晴らしいプレーをしたよね。今季は私もそうなれば良いと思っている。ゴルフが良くなるように心がけているし、それがやるべきことの全てだ。良いプレーヤーになることに集中できれば、全て上手くいくと思う」。