PGAツアー復帰を目指すJ・ライルが今夏ウェブドットコムツアー3大会に出場予定
癌を2度克服し、PGAツアー復帰を目指すジャロッド・ライルが、今夏ウェブドットコムツアーに出場するようだ。
白血病を2度も克服したオージーは、PGAツアー復帰に向け、7月から8月にかけて開催されるウェブドットコムツアー4大会中3大会に出場予定。
ライルはカンザスシティーで7月24日から27日にかけて開催される「ミッドウェストクラシック」、スプリングフィールドで8月7日から10日に開催される「プライドカッターチャリティチャンピオンシップ presented by ドクターペッパー」、そしてノックスビルで8月14日から17日に開催される「ニュースセンティネルオープン presented by Pilot」への出場権を手にした。
32歳のライルは、05年から11年にかけ、ウェブドットコムツアー64大会に出場。最後にウェブドットコムツアーにフル参戦したのは08年で、同年は「メキシコオープン presented by Corona」、「ニュースセンティネルオープン」で優勝し、賞金ランキング4位でシーズンを終えた。
「彼は素晴らしい人物です。ゴルフ界の誰もが彼に声援を送っていますよ」と語った「ニュースセンティネルオープン」ディレクターのパトリック・ニコルは、ライルがノックスビルでの同大会優勝後に知り合ったという。「(ライルの出場は)我々の大会にとっても素晴らしいことです」と続けた。
ライルは17歳だった99年に白血病と診断され、12年に再発した。
ライルは現在PGAツアーの公傷制度が適用される状態にある。PGAツアー復帰を果たした場合、20大会で賞金28万3,825ドルを獲得すれば、最後に出場した12年に獲得した賞金36万3,685ドルに加算され、12年の賞金ランキング125位となる64万7,510ドルに並ぶ為、翌年のフルシード権が与えられる。
32歳は17歳だった99年に白血病と診断され、1度は克服するも12年に病気が再発した。