2014年 プエルトリコオープン

プエルトリコで復調の兆しを見せるケリー

2014/03/08 12:02

By Helen Ross, PGATOUR.COM

ジェリー・ケリーはサン・フアンで良いレストランを2軒見つけたらしい。

「ルー、それにマリオというシェフと会ってね。彼らのレストランに行くのを楽しみにしているんだ。食事は美味いし、素晴らしい連中だから」。

47歳のPGAツアー大ベテランには、その前に料理しないといけない大きな獲物が待っている。トランプインターナショナルGCでの「プエルトリコオープン(by seepuertorico.com)」2日目を終え、ケリーは通算8アンダーと好スコアを記録している。

金曜日を「67」で終えたケリーは、首位のジェームズ・ドリスコルと4打差とし、トップ10をしっかりキープ。ツアー通算3勝のケリーは、2009年の「チューリッヒクラシック」以来となる優勝を目指す。

2日目を6バーディ、1ボギーとしたケリーは、「昨日の方がショットは良かったと思うけど、条件が厳しかった」とコメント。「(2日目は)穏やかな日だったけど、至るところに泥があった」と振り返った。

「(木曜日は)50、60ヤードは流されていて、良いパーセーブもあったし、もちろん良いショットもあった。昨日は1日中強風が吹いていたからね。それで今朝になったら、このぬかるみだ。巡り合わせってやつかな。今日の午後はどうなるかだね」

ケリーは2014年に好不調の両面を経験。「ソニーオープン」で3位入賞を果たすと、「ヒュマナチャレンジ クリントンファウンデーション」では13位タイでフィニッシュ。好調と思われたものの、続く「AT&Tペブルビーチナショナルプロアマ」と「ザ・ホンダクラシック」では予選落ちを経験した。ここ2大会での結果を踏まえれば、プエルトリコでは状態を上げてきていることがわかる。

「今は調子が良い。良い時には無理をしてしまう時があるから、上手く対応しないといけない。それがゴルフの本質だから」

2014年 プエルトリコオープン