ウェストウッド、今年も優勝争いに参戦
2014/03/01 16:22
By Brian Wacker, PGATOUR.COM
「ザ・ホンダクラシック」では出場4回のうち、3回で10位内に入っているリー・ウェストウッド。
彼は今大会2日目を通算7アンダーの「65」で終えて予選通過し、再び優勝争いに加わった。
「ここでプレーするのは、本当に楽しいよ」と、ウェストウッド。昨年この地に移り住んだ彼にとって、今では“地元”でもある。「キツい部分もある。失敗しても後がないホールがあちこちにあるからね。なんとかもちこたえて、自分のプレーをするしかないんだ」
「自分のプレーを…」の部分は、ウェストウッドが必ずしも出来ていたことではない。昨年の彼がそうだった。
(好成績が出ない)結果に不満を覚えていたウェストウッドは、2013年終盤にコーチのショーン・フォーリーと距離を置くと、今年に入って選手とコーチの関係を解消した。
そして今年1月、状況はついに好転しはじめる。それはPGAナショナルでの2ラウンドをみても明らかだ。
「いくつかのホールでそれが証明できている。例えば(左サイドに池が広がる)6番ティでは左サイドを狙ってフルスイングしつつ、左に行かないと分かっていたから、腰も思い切り左に切ることができた」と、ウェストウッド。「強いフェードボールが出るのは分かっていたからね。そういう時が、調子の上がって来た証拠なんだ」
「復活しつつある、って感じだね。自分が取り組んでいる動きもそうだし、球筋もより鋭くなっている。距離のコントロールもすっかり取り戻した。グリーンの狙った場所に打って、それをしっかりと決める自信があるんだ」