2013年 ISPSハンダ W杯ゴルフ

ジェイソン・デイの親族8人が台風30号「ハイヤン」で死亡

2013/11/18 16:18

By PGATOUR.COM wire services

オーストラリア人選手、ジェイソン・デイの親族8人が、フィリピンを襲った台風30号「ハイヤン」の被害を受けて亡くなった。8人の中には、彼の祖母も含まれていた。

デイの母デニングさんは月曜日、地元紙「ゴールドコーストブリテン」の取材に対し、デイの叔父、そして従兄弟6人もこの台風で亡くなったことを明かした。この台風は約4000人の命を奪い、1000人以上が未だ行方不明のままだ。

「自分の親族が何人もこの台風で命を落としたことを知り、心の底から悲しい気持ちです」。ジェイソン・デイはPGAツアーを通じて、こう声明を発表した。「祈りや心遣いを捧げてくれたすべての方々に、私と家族は感謝しています」。

「私たちは、この悲劇の犠牲者となっている全ての人々のことを思い、大変ショックを受けています。メディアがこの問題を取り上げ、フィリピンにおける救済活動の助けになるような報道が続けられることを願う一方で、苦しんでいる私の家族のプライバシーが尊重されることを望んでいます。現時点で、これ以上のコメントは避けさせていただきます。今は命を失った人々にどうか祈りを捧げてください。ありがとうございました」。

デイは、木曜日からロイヤルメルボルンで開催される「ISPSハンダワールドカップ」で、オーストラリア代表としてアダム・スコットとペアを組む予定だ。

30年前にフィリピンからオーストラリアに移住したデイの母によると、彼女の親戚の多くは最も大きな被害を受けているレイテ州の首都タクロバン付近に住んでいたという。

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