初日に好発進した「ウェブドットコムツアー」卒業生たち
By Sean Martin, PGATOUR.COM
マイケル・パットナムは、ゴルフコースにこんなにも早く戻って来られたことを嬉しく思っている。米国ツアーを戦う選手にとって、この時期の大半を米国北西部で過ごすことは理想的ではない。ワシントン州在住のパットナムは「フライズドットコムオープン」初日、4アンダー「67」をマークした。
(2部のウェブドットコムツアー)シーズン最後の「ウェブドットコムツアー選手権」から、米国ツアーの2013-14年シーズン開幕戦「フライズドットコムオープン」まで、僅か1週間のオフウィークを挟んだのみ。パットナムはウェブドットコムツアーレギュラーシーズンの賞金王に輝き、米国ツアーの出場権を獲得した。
「ツアー参戦権を獲得したら通常は2ヶ月程オフを挟むけど、僕にとって多分それは良くないんだ。僕が住んでいるワシントンでゆっくり休みを取って、それから「ソニーオープン」か「ヒュマナチャレンジ」でプレーしようとしていただろうけどね」とパットナム。「今は、新たなシーズンにそのまま突入するんだ」。
パットナムはウェブドットコムツアーの2013年レギュラーシーズン、5月に2週連続で勝利を収めた。19試合の出場で8度のトップ10入りを果たし賞金王を獲得。さらに2014年の「ザ・プレイヤーズ選手権」の出場権も手にした。
「僕も30歳になって、以前より賢くなったし落ち着いている。人生が少し落ち着いてきた。2人の子供がいるしね」。最後に米国ツアーにフル参戦した2011年から何が変わったかと訊かれたパットナムは、こう話した。「ウェブドットコムツアーで自分の実力を証明した。このプレーができれば米国ツアーでも充分に戦えると感じたんだ」。
パットナムはこの日、共にウェブドットコムツアーを戦ったジョン・ピーターソン、チェッソン・ハドレーと共にラウンドした。ピーターソンは、ウェブドットコムツアーファイナル(全4試合)の賞金王であり、一方のハドレーはシーズン最後の「ウェブドットコムツアー選手権」で優勝し、レギュラーシーズンとファイナルを合わせて最も多くの賞金を稼いだ。
ウェブドットコムツアー2013年シーズン最後の5大会で全てトップ5入りしたピーターソンはこの日、最後の2ホールでボギーを叩いたものの「68」をマーク。この日の最終ホールとなったパー5の9番では、2打目を池に打ち込んでしまった。ハドレーは「72」でラウンド。両者にとって、米国ツアーメンバーとしてのデビュー戦となった。
ジム・ハーマンがパットナムと並び、ウェブドットコムツアー卒業生の中ではベストの「67」をマークした。