タイガーの姪シャイアンがツアー初勝利に向け首位をキープ
2014/02/09 12:45
欧州と豪州女子ツアー共催競技「ボルビックRACVレディスマスターズ」に出場中のシャイアン・ウッズが、3日目のラウンドを「71」の2アンダーとし首位をキープ。ツアー初勝利に向けて首位で最終日を迎えることとなった。
タイガー・ウッズの姪である23歳のシャイアンは、ロイヤルパインズリゾートでの3ラウンドを終え、「207」の通算12アンダーとしている。
シャイアンと首位タイで3日目をスタートしたステーシー・リー・ブレグマン(南アフリカ)は、1アンダーの「72」として通算11アンダーの2位に後退。1打差の3位には、この日「69」でホールアウトしたオーストラリア出身の17歳でアマチュアのミンジェー・リンがつけている。
ウッズは7バーディ、5ボギーと荒れたが、ラスト5ホールで4バーディを奪い、勢いに乗ったまま最終日を迎える。
ブレグマンは3バーディ、2ボギーを記録。最終18番(パー5)では長めのバーディパットを沈め2位を守った。
ウッズはラウンド中ナーバスになっていたと認め「最終日も不安が高まるはず」とコメント。初優勝を飾れば、ゴルフ史上に残る勝利数を誇る叔父タイガーの仲間入りを果たす。
シャイアンは、「今日のラウンドを乗り越えられた自分を誇りに思う。明日も乗り越えないといけない。もし優勝出来たら凄いことだと思うわ。今週の状態には満足しているし、優勝出来たら最高。良いシーズンになると思うわ」とコメント。
ブレグマンも最終ホールでバーディを奪い、初勝利を目指す。
「優勝は全ゴルファーが目指すもの。明日もとにかく自分のプレーをするだけ」と話している。