2019年 ザ・メモリアルトーナメント

圧巻のローズに対して…ウッズは伸ばせず後退

2019/06/01 09:00
ウッズは首位と7打差で決勝ラウンドに入る(Sam Greenwood/Getty Images)

◇米国男子◇ザ・メモリアルトーナメント 2日目(31日)◇ミュアフィールドビレッジGC(オハイオ州)◇7392yd(パー72)

2アンダー23位で出たタイガー・ウッズは3バーディ、1ボギー1ダブルボギーの「72」とスコアを伸ばせず、33位タイに後退した。同組でプレーしたジャスティン・ローズ(イングランド)が「63」をたたき出したのを横目に、首位とは7打差で予選ラウンドを終えた。

ラウンド後の第一声で「きょうはかみ合わなかった」とこぼしたウッズは、後半に入り、2つバーディを決めた後の15番(パー5)でトラブルに見舞われた。ピンまで残り256ydで5Wを強振した第2打はグリーンのはるか左へ。その後のショートゲームでリカバリーできず、痛いダブルボギーを喫した。

フェアウェイキープとパーオンの失敗はともに2ホールだけで、スイングに大きな問題はなかったというが、チャンスの場面も少なかった。

一方で、ローズは前半5番(パー5)からの5ホールで圧巻の2イーグル2バーディをマーク。「フロントナインで僕らはみなロージー(ローズのニックネーム)を見ていた」という相手はさらに後半で4バーディを決め、前日「75」の出遅れを取り戻しただけでなく、通算6アンダー10位タイまで浮上した。

「きょうのミスは左が多かった。きのうは右。あしたのミスは真っすぐ行ってくれるといいんだけど」とウッズ。「(3日目は)きょうのロージーのようなプレーをしないと。フロントナインのピン位置はスコアを伸ばしやすいだろうから、稼いでいきたい」。夕暮れ時の午後6時半過ぎまでドライビングレンジで打ち込んでいた。(オハイオ州ダブリン/桂川洋一)

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