2019年 ウェルズファーゴ選手権

松山英樹「自分のやるべきことを」マスターズ明け再始動

2019/05/01 11:03
3週間ぶりの試合になる松山英樹。長距離コースに1Wを多用した

◇米国男子◇ウェルズファーゴ選手権 事前(30日)◇クエイルホロークラブ(ノースカロライナ州)◇7554yd(パー71)

海外メジャー第1戦「マスターズ」(オーガスタナショナルGC・ジョージア州)から2週を経て、松山英樹が再始動する。

4月14日に32位タイでマスターズを終えた後、日本に帰国した。休養などに充てた1週間程度の日本滞在は「やることも多かったし、ゴルフはほとんど出来なかったですけど」。コース入りした前日に本格的に練習を行い、この日もアウト9ホールを回った午後2時過ぎに「この後もしっかり練習していけば、(試合には状態が)間に合う感じはある」と練習場で2時間半以上を費やした。

ストローク戦11試合の出場で予選落ちのない今季を「最低限はクリア」と表現する一方、トップ10は3度。いずれも最終日に伸ばした形だ。「やっぱり、上位争いというのができていない。そこをもっとできるようにしないといけない」と述べた。

ラフは粘り気が強い。松山英樹「ここは毎年同じです…」

シーズン前半戦に試行錯誤を続けたパットは「色々な意見を聞きながら、試したり。その中で面白い意見もあって、それをいかして、早く自分のものにしたい」と前向きだ。自身の生命線でもあるショットは「そこが崩れると僕の場合スコアにも直結すると思う。立て直すってことが、すごく大事になる」と語った。

「試合になれば、どうしても結果を追い求める。まずは、しっかり自分のやるべきことを」。2週間後には前年まで8月開催だったメジャー第2戦「全米プロゴルフ選手権」(ベスページブラック・ニューヨーク州)が控える。「(今季前半戦は)波がすごくあった。原因はたくさんあると思う。けど、ひとつひとつ、つぶしていかないといけない」と地に足をつけ、シーズン後半戦に向かう。(ノースカロライナ州シャーロット/林洋平)

早藤将太キャディと和気あいあい
あれ、消えた…
グリーンの速さや転がりを入念にチェックした

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