2019年 RBCヘリテージ

1年前と同じ初日「73」 小平智は1Wショットのミスから後退

2019/04/19 08:09
小平智はティショットが振るわず、ゲームの組み立てに苦労した

◇米国男子◇RBCヘリテージ 初日(18日)◇ハーバータウンGL(サウスカロライナ州)◇7099yd(パー71)

大会連覇のかかる小平智が出遅れた。マット・クーチャーブライソン・デシャンボーとの注目組でスタートしたが、4バーディ、4ボギー1ダブルボギー「73」。1Wショットへの不満がグリーン上でのプレーにも影響し、93位タイと上位発進を逃した。

1番ティで「ディフェンディングチャンピオン」として紹介され、大きな拍手を浴びた小平は前半アウトこそアンダーパーでプレーした。3番から2連続ボギーをたたいた後、5Wでグリーン手前まで運んだ5番(パー5)から2連続バーディを取り返す。6番では、右サイドのフェアウェイバンカーからピンそば2mにつける第2打で歓声を呼んだ。

痛恨の一打は後半の入り口で出た。10番、1Wでのティショットを左サイドの池に落とした。「左からの風で、カットで打とうと思ったら完全な逆球が出た。話にならない」。1罰打を加えた後、5Wでなんとかグリーン手前まで持っていったが、4オン2パットのダブルボギーをたたいた。

前週の「マスターズ」で2年連続の決勝ラウンド進出を果たしたが、長く続く1Wへの不安を払しょくできないでいる。「ホントにごまかしながらやっていて。気持ち良くゴルフができない」。後半15番(パー5)で、今度は右に大きく出てバンカーに入れた。両サイドを木々に囲まれているホールが多く、フェアウェイに距離を出して刻むことさえ簡単ではないのがハーバータウンGL。「ティショットがあそこに行った時点でダメ」と3打目にはピンまで201ydを残し、ボギーとした。

最終18番で50㎝のパーパットを外す…

1Wショットは小平の生命線。その後は3Wで必死に距離を出そうとする姿もあった。「全部の流れが良くない。ティショットで『ああ…』となったままパターをするから、最後みたいになる」。18番、50㎝のパーパットを左に引っ掛けてボギーフィニッシュにうつむいた。

初日の「73」は前年と同じスコア。当時は2日目に「63」をたたき出して勢いづいた。「去年の初日と同じスコアなので、プラスに捉えて頑張りたい」。前年王者は懸命に自らを盛り立てる。(サウスカロライナ州ヒルトンヘッドアイランド/桂川洋一)

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