2019年 ザ・ホンダクラシック

小平智はツアー屈指の難コースで128位 次週はオフへ

2019/03/02 10:44
小平智は屈指の難コースを前に予選落ちを喫した

◇米国男子◇ザ・ホンダクラシック 2日目(1日)◇PGAナショナル (フロリダ州)◇7125yd(パー70)

ツアー屈指の難コースを前に、小平智は通算9オーバーの128位タイで予選ラウンドを終えた。カットライン付近で粘った前半から一転し、後半に6打落として今季4度目の予選落ちを喫した。

昨季のコース別難易度ランキングは2位。メジャーの「全米オープン」(ニューヨーク州・シネコックヒルズGC)に次ぐ平均スコア「+2.303」だった難コースは、一昨日の夜に雨が降った前日から変わり、グリーンには本来の速さが出始めた。第2ラウンドの平均ストロークは前日より+0.6上がり「71.451」になった。

前半13番ではフェアウェイセンター103ydから1.5mにつけてバーディを先行させた。しかし、難ホールが3連続で並ぶ通称“ベア・トラップ”の入り口15番(パー3)では、右サイドに広がる池のプレッシャーと左へ流れる向かい風にも流され、左バンカーに入れてボギー。18番(パー5)は第2打をグリーン左に2つ連なるバンカーに入れると、左足下がりの第3打をショートさせて目前にあった別のバンカーに入れ、ボギーをたたいた。

3オーバーと予選通過に向けて巻き返せる位置で折り返したが、第1打を左に曲げた後半2番では、ブッシュを避けるようにフェアウェイ方向へ戻したレイアップが右ラフまで流れた。第3打はグリーン奥にこぼれ、4オン2パットのダブルボギー。5番(パー3)では15mのファーストパットを2.5mショートさせると、パーパットが1mオーバーした返しを外して4パットのダブルボギーとし、その後も2つ落とした。

次週の「アーノルド・パーマー招待byマスターカード」(フロリダ州・ベイヒルクラブ&ロッジ)は、コースとの相性などを考慮して1日(金)までに欠場することを決めた。ラウンド後は足早に車に乗り込み、次戦となる2週間後の「ザ・プレーヤーズ選手権」(フロリダ州・TPCソーグラス)に備える。(フロリダ州パームビーチガーデンズ/林洋平)

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