ケプカが2017―18年のPGAツアー最優秀選手に DJも祝福
PGAツアーは9日(火)、9月に終了した2017―18年シーズンの年間最優秀選手(プレーヤー・オブ・ザ・イヤー/POY)にブルックス・ケプカが選出されたと発表した。1日までのツアーメンバーによる投票で、同選手の初の受賞が決まった。
ケプカは今年1月に手首を負傷し、4月の「マスターズ」を欠場した。4月末に復帰した後、6月の「全米オープン」、8月の「全米プロゴルフ選手権」で2勝。年間のメジャー複数回勝利は2015年のジョーダン・スピース以来の快挙となった。
一緒に候補に挙がっていた、レギュラーシーズンのフェデックスカップポイントランキング1位、ブライソン・デシャンボー、世界ランキング1位のダスティン・ジョンソン、「全英オープン」を制したフランチェスコ・モリナリ(イタリア)、年間王者のジャスティン・ローズ(イングランド)、年間3勝を挙げたジャスティン・トーマスを抑えた。
発表の後、ジョンソンもツィッター(@DJohnsonPGA)で祝福。「おめでとう。POYにふさわしいよ、ブラザー」と呼びかけた。ふたりは2週前の欧米対抗戦「ライダーカップ」で敗れ、試合後の“打ち上げ”で大喧嘩をしたと英国メディアに報じられたことから、妙な注目を集めている。
ケプカは前週出場した欧州ツアーで報道を否定。PGAツアーは今回の授賞発表直後に、ふたりがPOYに贈られるジャック・ニクラス・トロフィーの前で握手を交わす動画をSNSで発信。問題を逆手に取った演出で“火消し”につとめた。
🏆 @BKoepka accepted his Player of the Year Award today.
— PGA TOUR (@PGATOUR) 2018年10月9日
Of course @DJohnsonPGA showed up. 👀#LiveUnderPar pic.twitter.com/4M5vYIOm8M