松山英樹の5年連続最終戦進出はどれくらいすごいのか?
◇米国男子◇BMW選手権 最終日(10日)◇アロニミンクGC(ペンシルベニア州)◇7237yd(パー70)
プレーオフ第3戦を終え、フェデックスカップポイントランキング上位30人が最終戦「ツアー選手権」(9月20日開幕、ジョージア州・イーストレイクGC)に駒を進めた。同ランク27位の松山英樹は米ツアーに本格参戦した2014年から、5年連続で最終戦出場を決めた。
レギュラーシーズンを同ランク76位で終えた松山は、プレーオフ3試合でランクを大きく浮上させた。第2戦「デルテクノロジーズ選手権」の4位タイをはじめ、いずれもトップ20を外さなかった。
世界ランク上位選手でも毎年最終戦に出場し続けることは難しく、ジョーダン・スピース(世界ランク10位)はポイントランク31位に終わり、昨季まで5年続いていた最終戦進出を逃した。2010年から8季連続で最終戦に出場したマット・クーチャーは第2戦で脱落した。
今年、松山のほかに5年連続で最終戦に出場するのは、ランク12位で6年連続となるジェイソン・デイ(オーストラリア)と、ランク15位で5年連続のパトリック・リードの2人だけだ。
なお、ダスティン・ジョンソンは2009年から10年連続で最終戦の出場権を確保している。ただ、14年8月から15年2月までツアーを離脱しており、14年のプレーオフシリーズには出場していない。(ペンシルベニア州デラウェア/林洋平)
<以下、主な海外選手の最終戦進出歴(2014年以降)>
・ダスティン・ジョンソン(14・出場せず、15、16、17、18年)
・ロリー・マキロイ(15、16、18年)
・リッキー・ファウラー(14、15、17、18年)
・ジョーダン・スピース(14、15、16、17年)
・ジャスティン・ローズ(14、15、17、18年)
・ブルックス・ケプカ(15、17、18年)
・ジャスティン・トーマス(16、17、18年)
・タイガー・ウッズ(18年)