2018年 ウィンダム選手権

ショットには手応えも…松山英樹は静かに発進

2018/08/17 08:58
アイアンへの手応えを口にした松山英樹。1アンダーと静かなスタートを切った

◇米国男子◇ウィンダム選手権 初日(16日)◇セッジフィールドCC(ノースカロライナ州)◇7127yd(パー70)

2年ぶりのレギュラーツアー最終戦出場となる松山英樹は5バーディ、4ボギーの1アンダー「69」で初日を終えた。例年ロースコアの戦いとなる舞台で73位の滑り出しとなり、11アンダー「59」で首位発進とした同組のブラント・スネデカーに主役の座を奪われた。

順位こそ低迷したが、ショットに関しては「安定していたなあ、という感じ」と及第点。なかでもアイアンショットは「だいぶ良くなって来ている」と手応えを感じながらのラウンドになった。前半17番では、フェアウェイから137ydをピン奥1mにつけてバーディ。短めのパットを外して2連続ボギーとした後の最終9番では、フェアウェイから140ydをピン左手前2mにつけるバーディで締めくくり「次につながると思う」と気持ちを前に向けた。

一方で、フェアウェイを外したホールでは2つのボギーを喫した。前半11番で1Wの1打目を右のラフに打ち込み、グリーンをとらえられずにボギーが先行。続く12番(パー3)では下の段から11mをねじ込みバウンスバックしたが、14番で再び1Wショットを右のラフに入れてボギーとした。それだけに「しっかりとフェアウェイをとらえるゴルフをして、もっとパットに集中していけたらいいなと思う」と話し、2日目以降への課題とした。

スネデカーがたたき出した「59」を目の当たりにし、「簡単そうでしたね」とコメント。「僕には出ないので、あしたも『69』くらいを目指して頑張ります」と語り、暑さが増してきた正午過ぎの練習場へと足を向けた。(ノースカロライナ州グリーンズボロ/塚田達也)

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