2018年 全米プロゴルフ選手権

松山英樹は10ホール終えて順延 望む3日目の長丁場

2018/08/11 08:55
松山英樹は10ホールを終えてプレーを翌日に持ち越した

◇メジャー最終戦◇全米プロゴルフ選手権 2日目(10日)◇ベルリーブCC(ミズーリ州)◇7316yd(パー70)

2アンダーの16位タイから午後1時過ぎに出た松山英樹は、後半10番を終えたところで雷雲接近の影響で中断に入り、第2ラウンドがそのまま翌日に順延された。2日目を終えた時点で通算3アンダーの暫定23位タイ。あす3日目は午前7時に11番の第1打から再開し、決勝ラウンド進出となれば引き続きプレーする。

気温35度を超える猛暑の中でスタートした松山は、序盤3番(パー3)でティショットをピンそば1.5mにつけてバーディを先行させた。第1打を左に曲げた6番(パー3)をボギーとした直後、7番ではフェアウェイから1m強のチャンスを作ってバーディ。さらに2オンに成功した8番(パー5)、10mのイーグルパットは惜しくもカップの手前で止まったが、2連続バーディとした。

雷雲が近づき、コースの気温が一気に下がった頃、折り返しの9番は手前の段から12mを3パットさせてボギーを喫した。10番でも第1打を左のラフに曲げ、3打目のバンカーショットから3mを残したが、これを沈めて連続ボギーを回避した。

10番グリーンを降り、11番ティに向かっていたところで中断のホーンが鳴った。その後、強くなった雨をクラブハウス内でしのぎ、午後6時過ぎにコースを後にした。この日プレーした10ホールのうち、パー3を除く8ホールでフェアウェイを外したのは2回だけ。土曜日も、ティショットを安定させてゲームを有利に進めたい。(ミズーリ州セントルイス/桂川洋一)

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