小平智は悔しさいっぱい「アルバトロスは過程」
2018/05/28 07:56
◇米国男子◇フォートワース招待 最終日(27日)◇コロニアルCC(テキサス州)◇7209yd(パー70)
優勝した4月の「RBCヘリテージ」以来、PGAツアーで3試合ぶりの決勝ラウンドを戦った小平智は通算6アンダーの20位タイでフィニッシュした。最終ラウンドは3バーディ、3ボギーの「70」。14位から順位を落とし「悔しい、のひとことです」と無念さをにじませた。
初日にアルバトロスを達成し、予選2日間を3位タイで通過。週末には結局アンダーパーを記録できなかった。首位と8打差でスタートしたこの日は2ボギーをたたいた後、8番(パー3)で第1打をピン左2mにつけてバーディ。さらにフェアウェイからの残り107ydの第3打をピンそば1.5mにつけた11番(パー5)から2連続バーディで盛り返したが、最終18番で2mのパーパットを外してボギーフィニッシュ。
「(仮に)ホールインワンがあろうと、アルバトロスがあろうと、そんなのは過程。結果が良くないと何の意味もない」。3週連続の出場となった今大会は連日37℃前後の暑さに包まれ、「噛み合わないのが難しい。たぶん疲れていてスイングが悪くなったんだと思う。うまく体が動かなかった」とこぼした。
次週の「ザ・メモリアルトーナメント」(オハイオ州ミュアフィールドビレッジGC)が4連戦の最後。「(松山)英樹と話したので、多少(情報は)ありますけど、回ってみないと、初めてのコースなんで分からない。また頑張ります」。久々に4日間プレーしただけでは、最後まで満足がいかなかった。(テキサス州フォートワース/桂川洋一)