世界ランク46位 小平智が今後出られる試合は?
◇米国男子◇RBCヘリテージ 事前情報◇ハーバータウンGL(サウスカロライナ州)◇7099yd(パー71)
初めて出場した「マスターズ」を28位で終えた小平智は今週、米ツアーの「RBCヘリテージ」に出場する。マスターズ出場を確定させたのと同じ「デルマッチプレー選手権」終了時(3月26日)の世界ランキング50位以内という資格によるものだ。
現在の世界ランクは46位。小平は「海外のチャンスがあったら、そっちに行きます」と積極的だ。では、直近ではどういった試合が視野に入ってくるのだろうか?
以下が、米ツアーで世界ランクの出場資格がある試合の一覧だ。
◇ザ・プレーヤーズ選手権(5月10日-13日)
・世界ランク50位以内(4月30日時点)
◇フォートワース招待(5月24日-27日)
・世界ランク50位以内(4月9日時点)※確定
◇ザ・メモリアルトーナメント(5月31日-6月3日)
・世界ランク50位以内(5月21日時点)
◇全米オープン(6月14日-17日)
・世界ランク60位以内(5月21日、6月4日時点)
◇全英オープン(7月19日-22日)
・世界ランク50位以内(5月28日時点)※昨年の日本ツアー賞金ランク2位で確定
◇WGCブリヂストン招待(8月2日-5日)
・世界ランク50位以内(7月23日、30日時点)
◇全米プロゴルフ選手権(8月9日-12日)
・明記されていないが、7月29日時点の世界ランク上位100人を含めるのが通例
ほかにも、米ツアーでトップ10以内に入れば、翌週の試合(招待試合やメジャー、WGCを除く)に出場できる。欧州ツアーの「BMW PGA選手権」(5月25日-28日)、「イタリアオープン」(5月31日-6月3日)、「フランスオープン」(6月28日-7月1日)、「アイルランドオープン」(7月5日-8日)、「スコットランドオープン」(7月12日-15日)が、世界ランク50位以内の出場カテゴリーを設けている(昨年実績)。
「今年は挑戦だと思っている。こっちにいたら目標がいっぱいあるから、視野が広がっていく」と小平は言う。米ツアーの来季出場権や、入れ替え戦となるウェブドットコムファイナルシリーズの出場資格も、1試合1試合の積み重ねが重要になる。
「先週のマスターズはテレビで見るようなすごい選手しかいなかった。ここに来ると逆に、この人誰だろう?っていう選手が多い。やりやすいというか、気後れというか、気負う感じはない。気持ち的にもリラックスできているし、良い緊張感でできると思う」と、小平は今週も未来に向けて前進する。(サウスカロライナ州ヒルトンヘッドアイランド/今岡涼太)