2018年 ジェネシスオープン

惜敗ケビン・ナ 復活優勝のワトソンを祝福「自分も幸せ」

2018/02/19 09:25
優勝したワトソンをたたえたナ。自身は今季初のトップ10入り(Warren LittleGetty Images)

◇米国男子◇ジェネシスオープン 最終日(18日)◇リビエラCC(カリフォルニア州)◇7322yd(パー71)

首位を2打差で追って出たケビン・ナが、5バーディ、3ボギーの「69」で通算10アンダーとして、トップと2打差の2位に入った。今季8戦目で初のトップ10入りを果たした。

9番からの3連続バーディで一時は首位に立ったナだったが、難所の12番(479yd/パー4)、13番(459yd/パー4)で連続ボギー。「2ホールとも向かい風のタフなホール。ほぼ(パー4というのは)不可能で、パー4.5くらいだと思う。ボギー、ボギーだけど、技術的にはこの2ホールで1オーバーという感じだよ」と、今季平均飛距離166位の男は割り切っていた。

自身も2011年以来の2勝目になかなか手が届かない状況が続いているが、この日は2年ぶりに優勝を飾ったバッバ・ワトソンを祝福。「バッバは本当に良いプレーをした。これは素晴らしい復活優勝だと思うし、彼のことを思うと自分も幸せだよ」と続けた。

「全体としては良いプレーができた。シーズン序盤は少しフラストレーションが溜まったけど、これから2週間のオフなのでラスベガスに戻ってコーチとスイングをしっかり作り、優勝トロフィーを持ち上げたいね」と視線を上げた。(カリフォルニア州パシフィックパリセーズ/今岡涼太)

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